4月6日投開票の秋田県知事選挙に立候補されている大久保 範夫氏の経歴・プロフィールをご紹介します。
2025年に実施される秋田県知事選挙に立候補している大久保範夫(おおくぼ・のりお)氏に注目が集まっています。
本記事では、大久保氏のプロフィールや経歴、そして注目すべき政策・公約を詳しくご紹介します。
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目次
大久保範夫氏とは?【プロフィール】
- 氏名:大久保 範夫(おおくぼ・のりお)
- 生年:1951年生まれ
- 出身地:秋田県秋田市
- 経歴:一般企業に勤務した経験を持つ会社員出身
大久保氏は、2025年の秋田県知事選挙に無所属の新人候補として出馬。自身の過去の体験から、「知事権限による違法な措置入院」への抗議と名誉回復を訴え、県民への情報発信を目的に立候補を決意しました。
秋田県知事選挙2025における大久保氏の主な公約・政策
1. 違法措置入院の名誉回復
大久保氏は、自身が冤罪で措置入院させられた経験を踏まえ、同様の被害者の存在を広く知らせ、名誉回復に取り組むとしています。
また、知事報酬を大幅カット(給与70%減)し、退職金・ボーナスはゼロにするという大胆な財政姿勢も表明しています。
2. 洪水・水害対策の強化
- 中央道トンネルを内水氾濫時の遊水池に活用
- 直径8メートルの放水トンネルを新設し、旭川から秋田運河へバイパス放流
これらの対策で、秋田市内で頻発する水害リスクを軽減し、住民の安全確保を図るとしています。
3. 高齢者の見守り支援
- 単身の後期高齢者に対して、GPS付き生体センサーを配布
- 24時間以内の安否確認体制を構築
- 緊急時は市町村の社会福祉協議会が直葬対応も行う制度を提案
少子高齢化が進む秋田県において、孤独死や災害時の対応を含めた包括的な高齢者支援を目指しています。
4. 新スタジアム建設への反対姿勢
- 建設費用が120億円以上にのぼる予定の新スタジアムに反対
- 毎年2億円超の赤字が想定され、将来的には県財政破綻のリスクもあると主張
人口減少が続く中、将来性と採算性に乏しい大型公共事業に対して警鐘を鳴らしています。
5. 奨学金制度の拡充と教育支援
- 県育英会による奨学金返還を年20万円×10年間助成(住民税納税者対象)
- 大学生:月5万円、高校生:月3万5千円の奨学金支給を提案
若者の進学支援と地元定着促進を兼ねた、長期的な人材育成策を掲げています。
まとめ:大久保範夫氏は“現場目線”の改革派候補
秋田県知事選挙2025において、大久保範夫氏は自らの体験を起点に、「無駄の排除」「命と暮らしの安全確保」「将来世代の支援」を掲げる改革派の候補者です。知名度や組織力よりも、“実体験に基づく政策提言”で有権者に訴えかけています。
秋田の未来をどう託すか——。候補者の公約を比較し、県民一人ひとりが主体的に判断することが求められています。